鹿野道彦 今日の主張

 ◎教育基本法改正案成立

15日教育基本法の改正案が成立した。
昭和22年に制定され、60年たって初めて改正されたのである。「教育憲章」「教育憲法」とも言われてきた教育基本法の、新しい出発である。
今日のわが国の教育の荒廃からして見直しの必要性は、国民の意識としても高まっておったのではないだろうか。
しかし残念なことは、自・公単独で成立したことである。教育基本法は、国の形をつくる憲法と並ぶいわば人間の形をつくるとも言える基本法だけに、国民の理解と納得いくまでの議論の後に成立すべきだったと考える。
教育行政の責任を明確化し、地域を軸としての教育に重きを置き、前文に「日本を愛する心を涵養し」と明記する等の、民主党の教育基本改正案も提出されておったのであるから、十分話し合いの上での成立は可能であったはずだ。
教育改革をテーマにしたタウンミーティングのやらせ質問、いじめ問題、必修科目の未履修問題等に、もっと誠実に政府側は反省と責任を明らかにすることが、そしていたずらに対決する姿勢でないことが、今後の成立を受けての行政府、地方自治体としての諸課題の取り組みを考えた時、大切なことではなかったのではないだろうか。
何といっても制定後60年目にしての、はじめての大改正なのだから!

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