鹿野道彦 今日の主張

 ◎民主党 定期党大会

16日民主党の党大会は、7月の参議院議員選挙での与野党逆転を、唯一最大の目標とする活動方針を採択し閉幕した。
小沢代表は国民の生活維新こそ最も重要な政治課題であり、格差是正を真正面に掲げて参議院選挙の最大の争点にしていくことを表明した。
そして、参議院議員選挙に政治生命を懸けて戦うことをも、力強く宣言したのである。
今年は亥の年。正に挙党態勢で、民主党は参議院選勝利に向って猪突猛進するきりないのだ。
そこで格差是正を前面に掲げて、通常国会を主戦場と位置付けるならば、国会での論戦を通して、なぜ格差が拡大したのかをきちんと国民に分かりやすく説明すべきであることを強調したい。
それは、安倍自民党も格差是正を訴えているからだ。故に、安倍自民党政権との政策の対決姿勢を、鮮明にしなければならないということである。
すなわち、自民党政権の効率性優先・マーケット至上主義重視の新自由主義の導入が、経済格差・地域間格差の拡大を招いたことを明確に主張すべきであるということである。
この新自由主義的考えを、肯定する議員が民主党の中にも存在するということで、新自由主義が格差拡大の要因であることを表明することに怯む姿勢をとることになれば争点はあいまいになり、民主党がどのような社会をめざすか国民にとって一層分かりにくくなり、与野党逆転どころではなくなると考えるからだ。
もちろん党内には、多様な考えがあることは承知している。どの政党にもあることだ。又、このことを全面的に否定するものでもない。しかし政策の根幹の対立軸がはっきりしなければ、政権交代の意義は当然薄くなるのではないだろうか。そして有権者は結局、又候(またぞろ)自民党を選択する可能性が高いということになるのではないだろうか。
日本は、今のままで良いはずがない。自民党政権の一部に限られた人の幸せの政治ではなく、出来るだけ多くの国民に、幸せが還元される政治が間違いなく求められているのだ。
民主党の出番である。
国民の為に勝利しなければならない。民主党の議員は、ひとりひとりが「自分の考えが正しい」と主張することは結構なことだが、矛(ほこ)をおさめなければならない時はきちんとおさめることが出来るかどうかに懸かっていると考える。
「国家の運命がかかっているのだ」との認識を持つべきである。
民主党議員は、今こそ覚悟の程を国民に示す時である。
もはや、世界の民も新自由主義は必ずしもすべての国、すべての人に幸せをもたらすものではないことの事実に気がつき始めているのだ。
       

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