鹿野道彦 今日の主張

 ◎失業率5%

29日4月の完全失業率は5.0%と発表された。3月より0.2ポイント悪化して、前年比71万人失業者が増えたということだ。有効求人倍率も4月0.46倍と3月より0.06ポイントこれまた悪化である。ちなみに正社員だけの有効求人倍率は0.27倍である。働く場が働きたい人の半分もないということは、深刻な事態と受け止めなければならない。
国内総生産(GDP)の成長率が改善されても、株価が上昇しても、基本的には雇用状況が景気回復の判断材料になる。それは雇用の厳しい状況が続けば個人消費に当然悪影響を及ぼし、雇用の悪化が改善されない限り消費減が価格を下げ、賃金が下がり、更に消費の減少という悪循環は解消されないからだ。我が国の経済構造の中で最も大きいエンジンともいえる個人消費の拡大が、どうしても景気回復には不可欠なのだ。
アニメの殿堂建設に117億円も費やすような政府の追加経済対策より、国民生活の自由に使えるお金(可処分所得)を増やす政策、すなわち民主党が緊急経済対策を実行することを時代が求めていると考える。

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