鹿野道彦 今日の主張

 ◎小沢代表辞意撤回

7日民主党小沢代表は、両院議員懇談会で代表辞意を撤回し、引き続き代表として責務を果たしていくことを表明した。
今回の連立政権構想を巡り、多くの国民を当惑させたことを謝罪し、反省の意を表した上で、恥をさらしても「もう一度頑張る」との決意を率直に語ったのである。そして記者会見でも国民に陳謝し、会談に到る経緯、会談の内容に就いて説明したのだ。
このことによって、一応民主党内の混乱は決着したのである。
しかしながら、民主党の前途は、生易しいものではないことを覚悟しなければならない。国民からの激しい批判を、真正面から受けなければならないのだ。
崖っぷちに立たされた民主党の今後を展望する時に、最も重要なことは、どれだけ全党員が一丸となって国民の期待に応えることが出来るかにかかっているということを、しっかりと認識することである。
民主党としては、今度の厳しい経験を通して、いろいろ学ぶことによって大人の政党に脱皮する絶好の機会であると捉えることも、一つの考え方ではないだろうか。すなわち政権担当能力を養うには、政党として修羅場を踏むことも必要なのである。
そして言えることは、小沢代表の辞任劇問題にかかわらず、現自民党政権がいき詰っている事実だけは何ら変らないということである。
それは我が国の政治が、現実止まっているに等しい状況であるということなのだ。困っているのは福田政権なのである。
だからこそ福田首相は、連立打診を小沢代表に持ち込んだのだ。
ならば今度は、福田首相が党首会談の内容を明らかにすることが、求められてしかるべきである。
小沢代表だけが一方的に批判を受けているが、国民にとって誠に不透明だと感ぜざるを得ない動きをした福田首相こそ「阿吽(あうん)の呼吸で」などと語るだけでは済まされないのである。
国民にきちんと説明すべきである。
党首討論の場で、全容が国民に示されることをのぞみたい。
民主党は再び対決路線重視の国会運営の方針を決めたかぎり、重要案件は今までどおり堂々と対案を提示し、国会での議論を通して賛否の判断を国民に委ねるとの姿勢で臨むことだ。
我々民主党の一員としても、民主党山形県第一区支部長としても、有権者の方々にこの度ご迷惑とご心配をおかけ致したことを率直にお詫びを申し上げ、政権交代に向けてひたすら精進し続けていくことをお誓いしたい。

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