鹿野道彦 今日の主張

 ◎憲法記念日

5月3日憲法記念日である。
各政党は談話を発表している。
自民党は「ねじれ国会は、現法憲法が想定しなかった問題点を明らかにした」と二院制のあり方が、重要になったとの認識を示している。
ならば衆院と参院の意思の異なる、いわばねじれ国会の諸問題を解消する為、なぜ衆院の解散によって打開をはかることを強調しないのか。
すなわち、与党がねじれ国会による議会制民主主義の機能不全を懸念するなら「国民に聞いてみよう」という判断の道があるはずだ。このことは当然のことながら、憲法はきちんと認めているのだ。総理大臣の専権事項として与えられた、衆院の解散権である。
その解散総選挙を先送りし、民意が選択したことによる衆参の意思の異なる問題点をことさら野党の責任であるがごとくの主張を繰り返すことは、論点のすりかえであり、これこそ憲法の精神に反することであると考える。

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