鹿野道彦 今日の主張

 ◎福田首相退陣表明

9月1日、福田首相は突然記者会見し「辞任を決意した」と正式に首相退陣を表明した。
福田首相は政権を投げ出したのだ。あまりにも突然、驚きである。
総理大臣が逃げたのである。
無責任極まりないの一言に尽きる。
記者会見で退陣の原因は、民主党の攻勢、すなわち「民主党が思う通りにならなかったから」と語っていたが、何をかいわんやである。昨年の参院選での民意を尊重すればするほど、自民党の言う通りにはなれないのである。
仮に自民党の思惑どおりに民主党が動いたとするなら、それは民意に対する背信行為になるのだ。
このいわば衆参ねじれ国会は、承知の上で福田氏は総理大臣の座を引き受けたはずである。
ならばどのような難局に当たっても、不退転の信念を持って、政策実現に邁進すべきであったのではないだろうか。
1年前の9月、安倍晋三前首相の政権放り投げに続いての退陣劇である。
もはや、自公政権は政権担当能力を失っているのだ。
自民党内の政権たらい回しは避けなければならない。
この際野党に政権を譲り、野党管理内閣による衆院解散総選挙で、国民に政権選択の審判を仰ぐことが憲政の常道と考える。

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