鹿野道彦 今日の主張

 ◎定額給付金

4日、2008年度第2次補正予算関連法案が衆院の3分の2以上の再可決で成立した。この中に定額給付金事業の財源も含まれている。2兆円の金額である。2兆円もの予算ならば、もっと別の使い道があるのではとの国民の多数の指摘もあり、民主党は定額給付金事業には反対との姿勢をとってきたが、成立した以上大事なポイントは、いかにして効率的に活用するかということになる。給付金を受けるか受けないかでブレまくった麻生首相だが、最終的には消費喚起の視点で給付金を受けると表明した。
しかしもともとこの事業の目的は、生活に困っている人達に支給する政策であったはずだ。だからこそ生活に困窮している人々にきちんと行き渡るようにしなければならない。ましてや昨年末からの派遣切り等で職場を失う人がどんどん増えている現状である。住む場所すら失ったホームレスの人々、ネットカフェ難民、住所を知られたくないDV(配偶者暴力)被害者は住民基本台帳に登録されていないということから申請すらできないということだ。このことは定額給付金事業の目的からして見過ごすべきではない。この際、政府・地方自治体はともに形式だけにとらわれることなく、路上生活者等、本当に生活に窮している国民に対して給付金が支給されるよう、温かい救済策を講ずるべきと考える。

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