鹿野道彦 今日の主張

 ◎松野頼三先生 ご葬儀


 本日(5/16)故松野頼三先生のご葬儀がしめやかに執り行われ私も参列した。

政界入りした時から多岐にわたりご指導賜ってきた私にとって、まさに晴天の霹靂 痛惜の極みである。

政治に取り組む姿勢の厳しさはもとより、政治家として不可欠なことは知識だけではなく、見解であるとご教示をいただいたひとりである。

言葉ひとつひとつ実に含蓄のある話をなされた。

鋭い政局観の切れ味はいささかも衰えておられなかっただけに、今後直接のご薫陶を受けられないと思うと誠に残念、惜しみて余りあることである。



 憂国の士として「日本に農政がなくなったよ」と嘆かれ、農林大臣経験者として誰よりも“農”の重要性を説きつつ本格的な農業政策を希求されていた先生からは、民主党農業再生プラン作成時には的確なご助言をいただいたものである。



 松野先生が幹事役の、週刊朝日企画『永田町の闇鍋』に当初から私も参加させていただいてきた。お互いが遠慮無用の放談をする座談会の第一回目のメンバーは、小泉純一郎・麻生太郎・平沼赳夫・羽田孜・鳩山由紀夫 各衆議院議員と私の6名であった。その後10年あまり週刊朝日年末恒例企画として連載されてきたもので政界の裏話を聞く、という主旨であったが、松野先生の心は「保守政治の大切さを忘れるなよ」ということではなかったのかと思う。「どう時代が変わろうとも守らなければならないことは守らねばならないんだ。どんなにドロを被っても、成さなきゃならない時には成し遂げなければならないんだよ」と恵まれない人をもしっかり守っていく・・・日本の伝統文化を大切にしていく・・・etc など政治は政治家の自己満足ではなく、あくまでも国民の為にあることを力説し続けてこられた。



 人間松野頼三語録こそが保守政治の真髄であり、一言一句にあたたかな安心の政治を示唆する意味合いを今改めて感じる。このことが現在の政治に一番欠けているのではないか・・・もう一度反芻してみる必要がありそうだ。



 謹んで松野先生の安らかなご冥福をお祈り申し上げます。

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