鹿野道彦 今日の主張

 ◎農林関係雪害現場の確認(秋田・山形)(その2) 2012.3.24

秋田県湯沢市湯ノ沢にてトマトハウスの被害を拝見しました 県・市・国・団体と連携して早期対応をしていくことを確認しました 頑強なはずの天童の育苗ハウスがつぶれるほどの雪害であることを身近に拝見しました。 天童乱川の西洋ナシ樹体の被害は樹体が真っ二つに割れる大変な被害でした 枝折れというようりも、完全な幹割れであり、雪害のひどさを実感しました 山形県副知事より要請がありました

例年にない本年の降雪により果樹をはじめとして雪害被害が広がっており、雪解けとともに次第にその状況が明らかになってきている。

ビニールハウスについていえば、北海道(約5,800棟)、山形県(972棟)、青森県(429棟)、秋田県(299棟)、京都府(173棟)が大きな被害を受けており、また、果樹の枝折れについても、富山県(約21ha)、山形県(16ha)、滋賀県(7.7ha)、京都府(3.3ha)、秋田県(1ha)が現時点で被害を受けていることが報告されている。

2月25日に青森県を訪れさせていただきその状況を把握させていただいたが、24日(土)、全国的に見て有数の被害県となっている秋田県、山形県を訪問し、現場状況を改めて確認した。

秋田県では湯沢市秋ノ宮のトマトハウス被害を山形県天童市乱川では、育苗ハウス被害及び西洋ナシ樹体被害を把握させていただいた。

いずれの農家の方々も、この30年以上の営農の中で初めての豪雪であり、被害であるとのことであり、頑丈なハウスの鉄の骨格が無残にも折れ曲がってハウスがつぶれているだけでなく、樹体が真っ二つに割れてしまっている木もあるなど、雪の力がどれほどのものであるかを思い知らされる状況であった。

秋田でも、天童でも、「もうすぐ春だ。この度の被害で心が折れそうになるが、不思議なもので春がやって来ると思うと力が湧いてくる。こうした力を今後も元気で農業を続けていく力につなげていくためにも、何とか力を貸してもらいたい」とのことであった。

肌寒い日もあるが、春はそこまでやってきている。農家の方々には既に春の作業に向けて準備を始めておられる方もあろう。
農家の方々が、今回の被害でがっくりされている一方で、希望をもってこれからも営農をしていきたいという気持ちを聞かせていただき、しっかりと農家の方々と国・県・市・団体等が連携し、再び「みのり」の喜びを分かち合うことができるよう、再会に向けて全力を尽くさねばならないと痛感した。

現場にて、県・市・団体等とともに国が協力して、迅速に対応をすることを確認し合った。

なお、古くなった樹体や被害にあった樹体を植え直す改植事業についてだが、今年度から「改植」のみならず改植後5年間、果樹等の実りが得られるまでしっかりと補助していただく制度にさせていただいた。
果樹農家の皆様には、これを是非活用してもらいたい。
さらに、被害にあわれた方々で共済に該当する方々には早期に対応がなされるように指示を行った。また、低利の融資も用意させていただいている。

共済等についての課題も明らかになっているが、今回の訪問は、今回の被害の拡大防止、復旧対策検討等の資として、有意義な訪問となったと感じている。被害にあわれながらもやる気を失っていない農家の方々の力となれるよう、全力を尽くしていく所存である。

過去ブログ: 青森県の雪害状況把握に伺いました 2012.2.25 ← クリックしてください

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