鹿野道彦 今日の主張

 ◎TPP交渉参加への事前協議合意 2013.4.12

12日(金)、日米間でTPP交渉参加への事前協議が合意された。
その主たる内容は、アメリカ側の最大の関心事である自動車分野の関税を当面維持する、
すなわち自動車の関税撤廃の時期を最大限遅らせることを認めたということだ。
そして、かんぽ生命の新商品申請を当面認めないという。
一方日本側の最大の関心事の、農産品関税はセンシティビティー(敏感な問題)が
あると繰り返されただけだ。

何のことはない。日本政府が譲歩を強いられアメリカ政府に何のカードも出すことが出来なかった
合意内容なのである。アメリカ側の要求を丸のみ、日本側の要求は本交渉での協議に先送り、では
あまりにも一方的だ。お互いの立場を尊重しあうことが真の同盟関係であるはずだ。
ましてや政府は相変わらず情報を国民に開示していない。政府は国民の生活や仕事に直接影響の
あるTPP交渉参加について、きちんと不安を抱く国民に説明する姿勢を持つべきである。
政府の国民に対する説明責任は、民主主義国にとって最も大事なことだ。

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