鹿野道彦 今日の主張

 ◎企業経営者のホンネに見るアベノミクスの効果 2013.7.13

 昨日深夜に弘前から帰ってきた。
真夜中の就寝となったたため、スタッフが私に気を使ってくれて、今朝はゆっくり休んだ後に遊説する計画を提案された。しかし、心遣いは本当にありがたくはあったが、ゆっくり休んでいる場合ではないと朝から定刻通りの遊説に出発した。
 
 衆議院選挙期間は12日間で、小選挙区内をどれだけ駆け巡っても時間が足りないとよく思ったものだが、県内全域の参議院がたった17日間の選挙期間、ましてや全国を巡る比例区ならなおさらである。

 一分でも多く、一人でも多くの人に私のお訴え「地域を守る」とお伝えしたい。

 この一念で中盤戦も全力で戦っていく。


 本日もブログを一本お伝えする。


◎ 企業経営者のホンネに見るアベノミクスの効果

  7月12日の日本経済新聞WEBの報道によると、「大手企業の定期昇給とベースアップ(ベア)などを合わせた賃上げ額は平均5830円。賃上げ率は1.83%で、昨年(1.81%)並みの水準だった」と言う。賃上げの実体を見るかぎり、大手企業といえども「円高是正や株高で改善した企業収益が、月例賃金 にはまだ波及していない姿が鮮明になった」。

  安倍首相は参議院選挙の公示日に、福島で演説して「(アベノミクスの効果で)大手企業のボーナスが増えている。ボーナスが増えたら福島に観光で訪れるようになる」と言っていた(京都では「ボーナスが増えたら観光客が増える。観光と言えば京都でしょ」と言っていたそうだ)が、アベノミクスの効果は毎月の賃金にまでは及んでいないのである。

経団連に所属している企業の経営者は、口ではアベノミクスを支持すると言いながら、安倍首相が要請した賃上げには応じていない。これが企業経営者のホンネであり、アベノミクスに対する「正直な評価」ではないだろうか。

  選挙戦も残すところ1週間となったが、明らかに選挙向けとしか思えないような「回復」を喧伝するニュースが後を絶たない。

  アメリカの第16代大統領リンカーンは少数の人なら長くだますことができる、大勢の人でも短い期間ならだますことができる、しかし、大勢の人を長い期間にわたってだますことはできないと語っていた。まさに、選挙前の「回復」報道は、リンカーンの言葉どおりではないだろうか。選挙が終わるまでなら、多くの国民に「景気は回復しつつある」というイメージを植え付けられると思っているのかもしれない。

  しかし、改めて賃上げの実態をみれば経営者のホンネが現れている。賃金の上昇率は民主党時代と同じであり、自民党政権になったからと言って特に上がったわけではない。それにもかかわらず、アベノミクスの効果で株が上がり、高級品の消費が増えているとすらなら、今の日本でき起きているのは格差拡大に他ならない。

  回復の兆しだとか、回復しつつあるとか、回復への期待が高まっている、といった言葉にだまされてはならない。本当に賃金が上昇するまで、普通の国民にとっては、株が上がっても、懐は暖まらないのである。

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