鹿野道彦 今日の主張

 ◎高校必修科目の履修漏れ問題

今日の時点で、11県65校での必修科目の履修漏れが、次から次と明らかになった。
今は、大学受験勉強の一番大切な時期である。迷惑を被ったのは生徒である。卒業のために補修を受けなければならない羽目になり、大学受験希望の生徒には苛酷な負担がかかってしまうことになるのだ。
公立高校の間でも進学実績の競争が激化し、進学校も進学実績を上げるため、度を越した形のカリキュラムを作ってしまったということだろう。つまり大学受験に必要のない科目はムダあると考え、出来るだけ進学実績をあげるためだけの効率的なカリキュラムを生徒たちに押しつけてしまったということでもある。
まさに教育の現場までが、全ての効率性優先、競争原理重視の考えが入りこんでしまった弊害なのだ。人間をつくるという教育の根幹は、どこにいってしまったのだろうか。
教育そのものの在り方にここまで効率性優先、競争原理重視が導入されたことの正否を、根本的に検討してみる必要があるのではないかと考える。

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