鹿野道彦 今日の主張

 ◎首相「職を賭す」発言

臨時国会開会の前日9日シドニー市内のホテルで、安倍首相は内外記者会見を行いテロ特措法が延長できない場合は「職責にしがみつくことはない」と総辞職することを言明したと報道された。
テロ特措法は今年11月1日で期限が切れることになり、この臨時国会の最大の焦点になっている。
参院選で自民党が大敗しても辞めません。しかしテロ特措法が延長できなければ、辞めますということなのだろう。
ブッシュ大領との会談で、テロ特措法の継続を強く要請されたことに対しての発言だと受け止められるが、有権者の審判(民意)よりブッシュ大統領の進言を優先するというのか。
何かちぐはぐで、どうみてもバランスが取れてないような気がする。
今まで民主党はテロ特措法に3回に渡って反対し、小沢代表も政府の考えに応ずるわけにはいかないと強調して来たのだ。
民主党の態度は明確なのである。
ならば、どうしてもテロ特措法を通さなければならないと言うなら、何故もっとはやく国会を召集しなかったのか。
党首会談を求めるなら、何故もっとはやく呼びかけなかったのか。
安倍首相からするなら強い決意を表明することにより、国民の賛同と同情を得たいということだとしても、その場その場のまさに場当り的発言としか受けとめられない。
これでは安倍内閣の存在の意味がわからなくなってくる。

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