鹿野道彦 今日の主張

 ◎一握りの金持ちか、本当に困っている人か 2013..7.15

 今日は山形県南部を遊説させていただいた。朝の大雨が嘘のように晴れ、午後からの街頭演説にも力が入った。
 夜は、みどりの風 舟山やすえ候補の天童決起集会にも参加させて頂いた。
巷間一人区の激戦区として、岩手、山形、沖縄が挙げられているが、その山形で踏ん張りを見せているのが、舟山やすえ候補である。

 自民党は連日、総理をはじめ大物閣僚を次々と山形に投入し、少数政党の小さな小さな候補者をつぶそうと躍起になっている。しかし、この小さな候補者は絶対につぶさせてははならない。彼女の主張はTPP反対、脱原発、まったく正論だからである。
 小国に嫁ぎ、地方への想いを馳せ、弱者を守るために全力を尽くすことが出来る、この貴重な候補者を当選させなければならない。
 
 今日もブログをお送りする。


◎「一握りの金持ちか、本当に困っている人か」
 
 目の前で株が上がり、新聞やテレビで宝飾品やブランド品が売れているといったニュースが流れると、自分の生活は変わらなくても、世の中は変わっているのではないか、その恩恵はいずれ自分のところにも来るのではないかと期待するのが、普通の人の感覚である。
 しかし、歴史的にも、理論的にも、新自由主義が唱えた「トリクルダウン」、つまり、金持ちの人がより金持ちになれば、貧しい人の生活も改善するという説は間違いだったことが証明されている。そうでなければ、1%の超金持ちと99%の貧困という構図は、アメリカで生まれなかったはずだ。
  政治の力で一握りの金持ちを作ることはむずかしいことではない。なぜなら、1000億円のお金で10人の100億円長者を作ることもできるし、1000人の1億円長者を作ることもできるからだ。でも、1000億円のお金を1億2500万人の国民に等しく分配すれば一人あたり800円しか行き渡らない。そこで本当に生活に困っている100万人の人を対象にすれば、1000億円あると一人あたり10万円給付できることになる。
 私が問いたいのは政治として、どの道を選択すべきなのかということだ。今回の株高で100億円以上資産が増えた人が、日本で100人近くいると言う。1億円あるいは1000万円以上増えたひとは、もっとたくさんいるだろう。でも、日本のなかには、毎月10万円の生活費で何とか暮らしている人が1500万人以上いるし、貯蓄がゼロという人は3000万人以上もいる。
 民主党は何もしなかった、という批判は確かに多い。でも、民主党が目指したのは一握りの億万長者を作ることでも、1億人の人にわずかのお金をばらまくことでもない。本当に困っている人に光が届くようにすることだった。表面だけを熱くするのではなく、社会の底からじっくりと暖めることだった。それに反対を唱えてきたのが自民党だったことを忘れてはならない。
 選挙戦も終盤に入ってきた。これからのブログでは、民主党は何をしてきたのか、そして、いまの日本で本当に求められる政策とは何かを中心に書いていくことにしたい。

 ◎安倍首相の『妄想』に過ぎない回復 2013.7.14

 今日は、米沢を街宣させていただいた。20年ぶりの元の選挙区での遊説活動は、感慨深さも一入である。
午前中は、近藤洋介県選対本部長が同乗してくださった。何よりもの心強い応援だ。また、2号車には同志の生方幸夫議員が、わざわざ千葉から駆けつけてくれた。
 本当に多くの仲間に支えられ、多くの支援者の皆様に応援いただき、感謝の言葉もない。

 昨日、安倍総理が来形した。3カ所で遊説を行い、駅前では1000人が集まったと記者から聞いた。また今日も閣僚が来形し、自民党の引き締めに躍起になっている。どの会場でも、アベノミクスの成果を誇示したが、私はこのブログで何度もアベノミクスの問題点を指摘してきた。本日も警鐘を鳴らしたい。


「安倍首相の『妄想』に過ぎない回復」

  安倍首相はアベノミクスの効果が、株高だけではなく実体経済にも波及していることを、何とか認めてもらおうと全国各地で「大企業のボーナスが増えれば・・・」を乱発している。朝日新聞の記事によると札幌では「『お父さん、ボーナスが増えたからビール3杯飲んでもいいよ』となれば酒屋さん(がもうかり)、『ジンギスカンをもう一皿』となれば肉屋さんがもうかる」と演説したと言う。

  山形でも国内旅行が増え、旅行客が増えると「米沢牛を買っていく。観光地も潤う」と訴えていた。日銀の「回復」宣言の怪しさについては、すでにこのブログでも紹介したが、もし本当に実体経済が回復し、国民が景気回復を実感しているなら、何も安倍首相が、全国各地で大企業の増えたボーナスの使い道まで解説して回る必要はないはずだ。

 実際、ボーナスが増えた大企業の人が「山形に来て米沢牛を買う」と言っているわけでもないし、大企業に勤めている人の奥さんが、札幌で「ビール3杯飲んでもいいよ」と言っているわけでもない。すべては安倍首相の「妄想」に過ぎない。

 安倍首相が自室に閉じこもって「妄想」にふけるのなら問題ないが、参議院選挙の遊説で自分勝手な「妄想」を語り、有権者をマインドコントロールしようとするのは百害あって一利なしだ。もし、本当にアベノミクスの効果が実体経済に及んでいるなら、有権者のほうから「安倍さんのおかげで・・・」という声が上がってくるのが筋である。

 企業の経営者も、安倍首相の賃上げ要請とはうらはらに、実際に物価が上がらなければ賃上げはできないと言っている。しかし、物価が上がってから賃上げでは、生活が苦しくなるばかりである。

 アベノミクスのシナリオは安倍首相の演説とは反対に、すでに破綻しはじめているのではないか。嘘をつくときほど、人は雄弁になると言うが、まさに今の安倍首相は「雄弁」である。8割以上の国民が「回復を実感していない」という各種の世論調査を見れば、景気が本当に回復しているかいなかは明らかだ。政治家が雄弁になるときほど、国民はその内容を吟味すべきである。

 ◎企業経営者のホンネに見るアベノミクスの効果 2013.7.13

 昨日深夜に弘前から帰ってきた。
真夜中の就寝となったたため、スタッフが私に気を使ってくれて、今朝はゆっくり休んだ後に遊説する計画を提案された。しかし、心遣いは本当にありがたくはあったが、ゆっくり休んでいる場合ではないと朝から定刻通りの遊説に出発した。
 
 衆議院選挙期間は12日間で、小選挙区内をどれだけ駆け巡っても時間が足りないとよく思ったものだが、県内全域の参議院がたった17日間の選挙期間、ましてや全国を巡る比例区ならなおさらである。

 一分でも多く、一人でも多くの人に私のお訴え「地域を守る」とお伝えしたい。

 この一念で中盤戦も全力で戦っていく。


 本日もブログを一本お伝えする。


◎ 企業経営者のホンネに見るアベノミクスの効果

  7月12日の日本経済新聞WEBの報道によると、「大手企業の定期昇給とベースアップ(ベア)などを合わせた賃上げ額は平均5830円。賃上げ率は1.83%で、昨年(1.81%)並みの水準だった」と言う。賃上げの実体を見るかぎり、大手企業といえども「円高是正や株高で改善した企業収益が、月例賃金 にはまだ波及していない姿が鮮明になった」。

  安倍首相は参議院選挙の公示日に、福島で演説して「(アベノミクスの効果で)大手企業のボーナスが増えている。ボーナスが増えたら福島に観光で訪れるようになる」と言っていた(京都では「ボーナスが増えたら観光客が増える。観光と言えば京都でしょ」と言っていたそうだ)が、アベノミクスの効果は毎月の賃金にまでは及んでいないのである。

経団連に所属している企業の経営者は、口ではアベノミクスを支持すると言いながら、安倍首相が要請した賃上げには応じていない。これが企業経営者のホンネであり、アベノミクスに対する「正直な評価」ではないだろうか。

  選挙戦も残すところ1週間となったが、明らかに選挙向けとしか思えないような「回復」を喧伝するニュースが後を絶たない。

  アメリカの第16代大統領リンカーンは少数の人なら長くだますことができる、大勢の人でも短い期間ならだますことができる、しかし、大勢の人を長い期間にわたってだますことはできないと語っていた。まさに、選挙前の「回復」報道は、リンカーンの言葉どおりではないだろうか。選挙が終わるまでなら、多くの国民に「景気は回復しつつある」というイメージを植え付けられると思っているのかもしれない。

  しかし、改めて賃上げの実態をみれば経営者のホンネが現れている。賃金の上昇率は民主党時代と同じであり、自民党政権になったからと言って特に上がったわけではない。それにもかかわらず、アベノミクスの効果で株が上がり、高級品の消費が増えているとすらなら、今の日本でき起きているのは格差拡大に他ならない。

  回復の兆しだとか、回復しつつあるとか、回復への期待が高まっている、といった言葉にだまされてはならない。本当に賃金が上昇するまで、普通の国民にとっては、株が上がっても、懐は暖まらないのである。

 ◎事務局より、参議院比例区選挙投票方法のお知らせ 2013.7.13

事務局よりお知らせ

 選挙戦も中盤戦となり、今参議院選挙比例区へかの道彦が立候補させていただいていることも徐々に広まり、多くの皆様から力強いご支持や応援の声を頂いています。本当に感謝申し上げます。

 ただ、若干勘違いされている方も多いようで

「比例区だってなぁ、きちんと民主党って書くからな、比例の名簿の順位は何番だべ?」

 と、よくお問い合わせをいただきます。

 これは、衆参の比例区の投票方法の違いによる混乱ですが、「かの道彦」の名前を書いていただかないと、得票したことにはならなず、比例名簿の順位も上がりません。
 この比例区選挙は「かの道彦」と書いていただく投票方法の浸透が選挙戦の要となります。

 投票用紙でいうなら、選挙区が1枚目、全国比例区は2枚目です。

 是非、2枚目には『かの道彦』とお書きいただけますようお願い申し上げます。

 ◎なぜこの時点で『回復』の二文字が入ったのか 2013.7.12

 昨日、今日、県外の遊説活動を行い、福島の皆様方、仙台の皆様方より想像していた以上の多くの力強いご声援をいただいた。選挙期間中にもう一度時間をつくり、是非仙台で遊説を行いたいと考えている。

 仙台を離れた後、私は弘前の集会に向かい、明日朝からの山形での遊説に間に合ために移動している。

 本日は、昨日予告させていただいたブログをお送りしたい。


◎「なぜこの時点で『回復』の二文字が入ったのか」

 日銀は7月11日に開いた金融政策決定会合で、景気の基調判断を先月6月の「持ち直しつつある」から、「緩やかに回復しつつある」に引き上げたと言う。二つの表現を比較するだけでは、どこが引き上げられたのかわからない。「回復」という二文字が入ったことが「引き上げ」を意味していると言うが、日本の景気は実際に「回復している」わけではない。「回復しつつある」だけであり、それも「緩やかに」である。

 日銀の景気判断は昔から「日銀文学」と言われ、一回読んだくらいでは意味が理解できない。また、「回復」の二文字が入ったと言っても、近い将来に「回復している」と日銀が判断できるまでに、景気が本格的に回復するか否かはわからない。腰折れになる可能性も残っている。

 それにもかかわらず、参議院選挙の最中に安倍首相に指名された黒田総裁が率いる日銀は「回復」の二文字を入れた。これを受けて、さすがの日本経済新聞も、今回は「雇用・所得の改善の足取りは鈍く、新興国など海外経済の先行きにも不透明感が漂っており、本格的な景気回復には時間がかかりそうだ」と報じた。つまり、何も慌ててこの時点で「回復」の二文字を入れなくても、もう少し実体経済の動きが明確になってから「回復」と判断しても遅くはないのである。

 思えば、今から10年前の2003年11月の総選挙に向けて、当時の小泉政権は改革の成果が現れているのかと問われ「芽が出ている」と苦し紛れに答えていた。当時、自民党の幹事長だった現在の安倍首相は選挙で「成果を国民に訴えていく」と述べていたが、国民が納得できる具体的な成果は最後まで示されなかった。

 言うまでもなく、小泉改革は「芽が出た」だけで「大きな木」には育たなかった。本当は、芽が出ていたかどうかについても疑問があるという経済学者もいる。

 中立的な景気の判断に政治的な思惑が影響することは、けっしてあってはならない。安倍首相に、そのつもりはなくても「李下に冠を正さず」である。選挙期間中だからこそ、政府・与党には慎重な対応が求められるのである。


☆ 遊説の様子は、Facebookにて発信しております。
 いよいよ、8日間の遊説を終えて、東北キャラバン隊が帰還しました。
 是非、ご覧下さい。

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